利用者さまと介護現場でのコミュニケーション方法

〜介護現場でのコミュニケーション方法

介護職は人との関わりが多く、『コミュニケーション』は必要不可欠。
介護未経験での初めての現場や、ブランクがあり久々の現場でお仕事をするとなると、コミュニケーションの図り方に悩んだことがあるかたがほとんどかと思ます。

利用者さまの身体状況はみなさん同じことはありません。
お一人おひとり身体状況の異なる利用者さまとのやりとりになるので、頭を抱える方が少なからずいらっしゃいます。

では、どのようなコミュニケーションをとれば、利用者さまと良好な関係が築けるでしょうか。
今回は効果的なコミュニケーションのコツや、会話で使える話題などを紹介していきます。

コミュニケーションのコツ

1、利用者さまのお話に耳を傾ける
2、重要だと思う言葉を繰り返す
3、身振り、手振りの表現から受け取る

1、利用者さまのお話に耳を傾ける
利用者さまの話に耳を傾けることは話し上手になるよりもとても大切です。
今の不安なこと、悩み、辛いと感じることを誰かに聞いてほしいと思われる利用者さまは少なくありません。話を盛り上げようと自分だけ話すことはせず、利用者さまに寄り添いお話を聞く姿勢が大切です。

2、重要だと思う言葉を繰り返す
「もっと話したい」という意欲を引き出すには、言葉を繰り返すことが効果的です。この動作には相手を安心させる効果もあります。重要と思うことを繰り返し、オオム返しにならないことが大切です。

3、身振り、手振りの表現から受け取る
言葉でのコミュニケーションが困難なかたも、利用者さまのなかにはいらっしゃいます。全ての利用者さまに共通することですが、話す時に言葉だけでなく、自分も身振り手振りを交えて話をしてみたり、声の大きさ、トーンを気をつけてみる、そして、なんといっても顔の表情を意識してみてください。
利用者さまに限らず、私たちも表情が明るい方とお話してみたいと思いませんか?

コミュニケーションで使える会話の話題

1、天気や季節
2、出身地

1、天気や季節の話題
利用者さまと話すきっかけにする話題としては話しやすいと思います。
例えば、「私は、秋の食べ物が大好きなので、暑い夏より涼しい秋が好きなんです。⚪︎⚪︎さんはどの季節が好きですか?」
など、自分の話しも少し交えながら会話をすると、話題が広がりやすいですよ。

2、出身地や子供時代の話題
地元の話しになると、よく話してくださる利用者さまもいらっしゃいます。
方言や、名産などを聞いてみたり、子供時代は何で遊んでいたのかなど、話しが広がりやすい話題です。

少しでもコミュニケーションのお悩みが解決できれば、幸いです。
ぜひ、試してみてください。

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